甘くておいしいみかんを育てるために。 マルチ管理と真っ白な日焼け対策
- みかん部会員

- 11 時間前
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こんにちは。JAながさき県央みかん部会です。
今回のブログでは、藤原部会員と新宮部会員から届いた、梅雨明け後のみかん畑の様子をご紹介します。
梅雨が明け、本格的な夏を迎えた長崎県。強い日差しが降り注ぐみかん畑では、秋から冬にかけて甘くておいしいみかんをお届けするための、大切な作業が行われています。
今回のキーワードは、みかんの甘さを引き出す「マルチ」と、果実を夏の強い日差しから守る「日焼け対策」です。
普段、何気なく手に取っているみかんが、どのように育てられているのか。みかん好きの皆さんにも、ぜひ知っていただきたい夏のみかん畑の様子をお届けします。

長崎県も梅雨明け!
みかん畑では
マルチを管理しています
長崎県も梅雨明け!みかん畑ではマルチを管理しています。藤原部会員からの情報をご紹介します。
みかん栽培に使われる「マルチ」とは?
みかん栽培におけるマルチとは、防水性と透湿性を備えたシートで、みかんの木の周辺の地面を覆う栽培技術です。
雨水が土の中へ入り込むのを抑え、根から吸収する水分量を調整することで、みかんの木に適度な水分ストレスを与えます。
水分を適切に管理することで、糖度が高く、コクのある濃厚な味わいのみかんを育てることにつながります。
マルチには、主に次のような効果があります。
糖度を高める
土の中に入る雨水を抑え、みかんの木が吸収する水分量を調整することで、果実の糖度を高めます。
みかんの味を左右する、大切な管理の一つです。
果実の着色を促す
みかん畑で使用される白いマルチシートには、太陽の光を反射する働きがあります。
地面から反射した光が果実にも当たりやすくなるため、みかん全体の色づきを促し、鮮やかな果実に仕上がります。
雑草や病気を抑える
地面をシートで覆うことで、雑草が生えるのを抑える効果があります。
また、雨による泥はねを防ぐことで、泥の中にいる病原菌が葉や果実に付着するリスクを減らし、病気の予防にもつながります。
マルチは敷いたら終わりではありません
みかん畑では現在、マルチシートを敷いて雨水が入り込むのを防いでいます。
しかし、梅雨の間に雨水が入り込み、土壌が湿っている場所もあります。
そのような場所では、一度マルチを開放して土を乾燥させたあと、再びマルチを敷き直します。
広いみかん畑でマルチを開けたり、再び敷き直したりする作業は、決して簡単ではありません。
それでも土壌の水分状態を細かく確認しながら管理することが、みかんの糖度を高め、果実が必要以上に大きくなるのを防ぐことにつながります。
今年もおいしいみかんを皆さんへお届けするため、炎天下のなか、一つひとつの畑と向き合いながら作業を続けています。
みかんが真っ白!?
その理由は日焼け対策です
続いて、新宮部会員から届いた情報をご紹介します。
写真を見て、みかんの実が真っ白になっていることに驚かれる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、病気や汚れではありませんので、ご安心ください。
この白い姿は、夏の強い日差しからみかんを守るために施された「日焼け対策」なのです。
みかんも夏の日差しで日焼けします
私たち人間が夏の強い日差しで日焼けするように、みかんも日焼けすることがあります。
みかんの日焼け果は、夏の強い直射日光や急激な気温の上昇により、果実の表面温度が高くなることで発生します。
強い日差しを受け続けると、果実から水分が失われ、表面が変色したり、果皮が傷んだりすることがあります。
見た目だけでなく、果実の品質にも影響するため、夏場の日焼け対策はとても重要です。
主な対策には、次のような方法があります。
果実に日焼け防止テープを貼る
炭酸カルシウム水和剤を散布する
日差しを受けやすい場所の果実を摘果する
新宮部会員のみかん畑では、炭酸カルシウム水和剤を散布する方法で、果実の日焼け対策を行いました。
白いコーティングでみかんを守る「ホワイトコート」
今回使用したのは、ホワイトコートと呼ばれる炭酸カルシウム水和剤です。
果実の表面に散布することで、みかんが白くコーティングされます。
この白いコーティングが太陽の光を反射し、果実の表面温度が上がりすぎるのを抑えます。
また、果実から水分が過剰に失われるのを防ぐ役割もあります。
真っ白になったみかんを見ると、少し不思議に感じるかもしれません。しかし、この白い姿は、生産者が果実を夏の厳しい暑さから守っている証しなのです。
新宮部会員から、力強いコメントも届きました。
「九州北部が梅雨明けして、暑い日が続いています。この時期は、みかんも日焼けします。温暖化の影響もあり、みかんにも日焼け止めをしなければ、良い果実を収穫することが難しくなってきました。
今は真っ白になっていますが、安心してください。
収穫する頃には、きれいな“すっぴん”のみかんになっています。おいしいみかん!はなまるみかんをお届けします!」
おいしいみかんは、
夏の細かな管理から
生まれます
今回は、藤原部会員と新宮部会員から寄せられた、梅雨明け後のみかん畑の様子をご紹介しました。
みかんの糖度を高めるためのマルチ管理。
そして、夏の強い日差しから果実を守るための日焼け対策。
皆さんのもとへ届く一つのみかんには、季節や天候に合わせた細かな管理と、生産者の手間や工夫が込められています。
マルチを開いて土を乾かし、再び丁寧に敷き直す作業。果実一つひとつを夏の日差しから守るための作業。どちらも、おいしく品質の良いみかんを育てるために欠かせません。
秋から冬に「長崎県央みかん」を手に取った際には、夏の暑いみかん畑で行われていた作業にも、少し思いを巡らせていただけるとうれしいです。
今年も皆さんに、甘くておいしいみかんをお届けできるよう、部会員一同、心を込めて栽培に取り組んでまいります。
これからも「長崎県央みかん」と「はなまるみかん」を、どうぞよろしくお願いいたします。



















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