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若い力と新しい技術で、長崎みかんの未来へ!「柑橘担い手ネットワーク」夏季研修

JAながさき県央みかん部会です。


今回のブログは、朝長部会員から寄せられたレポートをもとにお届けします。


皆さまが毎年楽しみにしてくださっている、長崎県産のみかん。そのおいしさを未来へつないでいくためには、栽培技術だけでなく、産地を支える「人」を育てていくことも欠かせません。


今回、長崎県内の柑橘産地を担う若手農業者が集まる「柑橘担い手ネットワーク」の夏季研修が開催されました。


新しい技術や人材育成の取り組みを学び、それぞれの産地が抱える課題について意見を交わした、充実した研修の様子を画像を交えてご紹介します。


長崎みかんの未来へ!柑橘担い手ネットワーク夏季研修


産地を越えてみかんの

未来を育てる



  • 担い手ネットワーク夏季研修-1
  • 担い手ネットワーク夏季研修-2


「柑橘担い手ネットワーク」は、長崎県内の柑橘産地を支える若手農業者が集まり、栽培技術や産地の課題について学び合う交流組織です。


みかんづくりは、天候や畑の場所、木の状態などによって、毎年同じように進むとは限りません。


自分の産地だけでは気づけなかった工夫も、ほかの産地の経験を知ることで、新しい解決のヒントにつながることがあります。


研修や情報交換を通して、若手農業者が産地の枠を越えてつながることは、長崎県全体のみかんづくりを支える大きな力になります。


長崎県は全国でも有数のみかん産地であり、県内では特色あるブランドみかんも数多く育てられています。


一方で、生産者の高齢化や、次の世代を担う農業者の不足は、産地全体で向き合わなければならない課題です。


だからこそ、若い世代が互いに学び、支え合いながら成長できるネットワークは、これからの長崎みかんを守り、育てていくための大切な土台となっています。



かんきつ栽培における

スマート農業の

可能性を学ぶ


  • 担い手ネットワーク夏季研修-3
  • 担い手ネットワーク夏季研修-4
  • 担い手ネットワーク夏季研修-5


新しい技術で、みかんづくりをもっと働きやすく


ドローンを活用した防除や、かん水と施肥を効率的に行う「マルドリ設備」についての研修が行われました。


みかん畑は斜面にあることも多く、機材を運びながら行う作業などは、生産者にとって大きな負担になります。特に暑い時期の作業は、体力面での負担も少なくありません。


ドローンを上手に活用できれば、こうした作業にかかる時間と労力を減らし、より安全で働きやすい環境づくりにつながる可能性があります。


また、かん水と施肥を効率的に行う「マルドリ」と呼ばれる栽培設備についても研修が行われました。


マルドリ栽培とは、地面をシートで覆う「マルチ栽培」と水を少しずつ与える「ドリップ(点滴)かん水」を組み合わせたもので、品質の安定したおいしいみかんづくりを支える技術です。


このような新しい技術が、省力化や作業効率の向上、農業者の負担軽減、高品質な果実生産につながる可能性について、学びを深めました。




柑橘栽培の

トレーニングファーム



  • 担い手ネットワーク夏季研修-6
  • 担い手ネットワーク夏季研修-7


新規就農者の確保・育成に向けた「トレーニングファーム」についても研修を行いました。


トレーニングファームとは、実際の栽培現場で、かんきつ栽培に必要な知識や技術を身につけてもらうことで、将来の担い手を育成し、産地を維持・発展させていく取り組みです。


みかんの木は、植えてすぐに多くの実を収穫できるものではありません。時間をかけてみかんを育てるように、未来を担う生産者も、トレーニングファームを通じてじっくりと育てていくことが大切です。




意見交換会



研修後には、参加した若手農業者による意見交換会を行いました。


それぞれの産地が抱える課題や、担い手確保、スマート農業の活用などについて活発な意見が交わされ、今後のかんきつ産地の発展について考える貴重な機会となりました。


同じ柑橘栽培に取り組んでいても、地域によって畑の環境や天候、作業条件は異なります。その違いを持ち寄り、成功したことだけでなく、うまくいかなかったことも共有することで、次の一歩につながる学びが生まれます。


顔を合わせて本音で語り合える仲間の存在は、技術や設備と同じくらい、これからの産地を支える大切な財産だと感じました。




県央地域でも

今後の取り組みへ



今回の研修で学んだことを参考に、県央地域においてもスマート農業の導入や新規就農者の育成、トレーニングファームなど、次世代の担い手を確保するための取り組みを進めていきたいと思います。


若手農業者同士のつながりを大切にしながら、これからも地域のかんきつ産業を盛り上げ、持続可能な産地づくりを目指していきます。




今回の研修まとめ



今回の夏季研修では、次のような学びと交流がありました。


  • 長崎県内の若手農業者が、産地を越えて情報や課題を共有

  • ドローンを活用した、作業負担を軽くする方法を研修

  • 水や肥料を効率よく届ける「マルドリ」の仕組みを学習

  • 新しい生産者を育てるトレーニングファームについて研修

  • 意見交換を通して、これからの柑橘産地のあり方を検討



今回の研修を通して、新しい技術を取り入れることと、次の世代を育てることは、どちらも産地の未来に欠かせない取り組みだと改めて感じました。各産地の仲間とのつながりを大切にしながら、私たちの地域でも一つずつ実践につなげていきたいと思います。


皆さまに「今年もおいしい」と喜んでいただけるみかんづくりに取り組んでまいります。


今後とも、長崎県産みかんへの温かい応援をよろしくお願いいたします。




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