みかんにQRコード!? スマホでわかる“水やりのベストタイミング”
- みかん部会員
- 8月12日
- 読了時間: 2分
更新日:8月13日
毎日酷暑続きから、ここ長崎では県下全域で、一転し大雨に見舞われました。
皆さまお変わりございませんか?
さて、今回のブログの提供者は、野田部会員です。
今回はちょっとハイテクな話題になります。
みかんにQRコード!?
JAながさき県央みかん部会の野田部会員より、ちょっと未来を感じるみかん園の風景が届きました。
写真をよーく見ると…みかんの表面にQRコードが!

実はこれ、単なるシールではありません。
スマートフォンで撮影するだけで、果実の直径を測定できる専用アプリと連動しているのです。
みかん栽培では、木や果実が必要としている水分量を把握することがとても重要です。
特に「いつ水やりをするのが一番いいか」を判断するための目安として、果実の成長スピード(横径の変化)が使われています。
これまではノギス(測定器具)を使って、一つひとつ手作業でサイズを測り、計算していました。
でもこのアプリを使えば、果実についているQRコード付きの目印を基準に、カメラが自動で大きさを測定!そのデータから“水やりのベストタイミング”までわかってしまうんです。
さらに、この計測はとてもスピーディー。
正しい距離(約10cm)から正面を撮影すれば、ノギスで測った場合とほぼ同じ精度で測定できることも実証済み。
しかも測定した写真はクラウドで処理され、記録としても残せるので、栽培管理にも役立ちます。
未来の農業は、こんなふうにスマホとAIが手助けしてくれる時代になるのかも知れませんね。
QRコードがついたみかんを見かけたら、「おお、これが最新技術か!」とちょっと自慢できるかもしれません。
農業も夢のある仕事になるために、これからはAIの助けを借りながら、新しい農業、新しいみかん栽培の時代が訪れる可能性を感じる次第です。
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