負けんばい!再起をかけたみかん園、草刈り奮闘記
- みかん部会員

- 8月7日
- 読了時間: 2分
みなさん、こんにちは、JAながさき県央みかん部会です。
今回は「ばばよし部会員」から、炎天下の中行われた“草刈り作業”の現場より、熱いレポートが届きました!
すべてを失ったあの夏から…

このみかん園は、昨年イノシシによる大きな被害を受けました。
せっかく初なりを迎えたばかりのみかんたちが荒らされ、果実だけでなく、木そのものが折られたり曲げられたり…。まさに壊滅的なダメージでした。
しかし、私たちは負けません。今年は再び枝を整え、剪定を行い、「復活の一年」として大切に育て直しています。
マルチシート栽培を一旦中止し、地道な再出発
例年は、果実の糖度を上げるために用いる「マルチシート栽培法」も、今年は一旦ストップ。その理由は、まずは木を健康な状態に戻すことを最優先にしたからです。
※マルチシート栽培法とは?地面に反射材のシート(マルチ)を敷き、太陽の光を葉や実に反射させることで、光合成を促進し、糖度の高いみかんを育てる方法です。
草を刈り、未来を切り開く
そして今回の草刈り作業。草の勢いが強まる夏、雑草に負けないよう、炎天下の中での除草作業が行われました。
ただの草刈りではありません。ここには「この園を、もう一度立ち上げるんだ」という熱い想いが込められています。
「暑かばってん、良かみかんば育てるためなら、これくらいで負けとられんとよ!」そんな強い決意とみかん農家としての誇りが画像や、動画から伝わってきます。
熱中症には気をつけて!
もちろん、真夏の農作業には危険も伴います。
水分と塩分をしっかり補給しながら、無理せず、でも着実に前進する。
それが“長く続ける農業”の秘訣でもあると思います。
最後に:この再出発を、応援してください
みかん園に限ったことではありませんが、農業は自然と向き合う根気のいる仕事です。
でも、そこには確かな「希望の芽」があります。
やがてこの園に実るみかんは、復活への第一歩。
その美味しさに、たくさんの物語が詰まっているはずです。そんな生産者の想いが伝わればイイなぁ、、と思います。






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