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負けんばい!再起をかけたみかん園、草刈り奮闘記

みなさん、こんにちは、JAながさき県央みかん部会です。


今回は「ばばよし部会員」から、炎天下の中行われた“草刈り作業”の現場より、熱いレポートが届きました!



すべてを失ったあの夏から…


みかん園を襲ったある出来事
みかん園を襲ったある出来事

このみかん園は、昨年イノシシによる大きな被害を受けました。


せっかく初なりを迎えたばかりのみかんたちが荒らされ、果実だけでなく、木そのものが折られたり曲げられたり…。まさに壊滅的なダメージでした。


しかし、私たちは負けません。今年は再び枝を整え、剪定を行い、「復活の一年」として大切に育て直しています。



マルチシート栽培を一旦中止し、地道な再出発



例年は、果実の糖度を上げるために用いる「マルチシート栽培法」も、今年は一旦ストップ。その理由は、まずは木を健康な状態に戻すことを最優先にしたからです。


※マルチシート栽培法とは?地面に反射材のシート(マルチ)を敷き、太陽の光を葉や実に反射させることで、光合成を促進し、糖度の高いみかんを育てる方法です。



草を刈り、未来を切り開く



草を刈り未来を切り開く


そして今回の草刈り作業。草の勢いが強まる夏、雑草に負けないよう、炎天下の中での除草作業が行われました。


ただの草刈りではありません。ここには「この園を、もう一度立ち上げるんだ」という熱い想いが込められています。


「暑かばってん、良かみかんば育てるためなら、これくらいで負けとられんとよ!」そんな強い決意とみかん農家としての誇りが画像や、動画から伝わってきます。



熱中症には気をつけて!



もちろん、真夏の農作業には危険も伴います。


水分と塩分をしっかり補給しながら、無理せず、でも着実に前進する。

それが“長く続ける農業”の秘訣でもあると思います。



最後に:この再出発を、応援してください



みかん園に限ったことではありませんが、農業は自然と向き合う根気のいる仕事です。

でも、そこには確かな「希望の芽」があります。


やがてこの園に実るみかんは、復活への第一歩。


その美味しさに、たくさんの物語が詰まっているはずです。そんな生産者の想いが伝わればイイなぁ、、と思います。



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