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第一生理落果が始まりました

JAながさき県央みかん部会です。本日のブログ記事は、Yosuke部会員からの情報提供です。


みかん好きのみなさん、お元気でしょうか。


現在、みかん畑では「第一生理落果」が始まっています。

「生理落果」と聞くと、少し難しい言葉に感じるかもしれません。でも、これはみかんの木が元気に実を育てていくために起こる、とても自然な現象です。


今回は、みかんの成長過程で見られる「第一生理落果」について、少しご紹介します。


第一生理落果はじまる


生理落果とは?



生理落果とは、みかんの木が自分の体力や栄養状態に合わせて、育てる実の数を自然に調整する現象です。


花が咲き、小さな実がつき始めたあと、すべての実がそのまま大きく育つわけではありません。木は、自分がしっかり育てられる実を見極めながら、一部の小さな実を自然に落としていきます。


いわば、みかんの木自身が行う「自然の間引き」のようなものです。



第一生理落果の

主な特徴と原因



1.ヘタごと落ちるのが特徴です


第一生理落果の分かりやすい特徴は、果実の根元にある「ヘタ」や「がく」の部分がついたまま落ちることです。


まだ2cmにも満たないような小さな実が、ヘタごと地面に落ちている様子を見ると、畑では第一生理落果が始まったことが分かります。



2.新芽との「養分競合」が起こります


この時期のみかんの木は、新しい葉っぱや枝を伸ばすためにも、たくさんのエネルギーを使っています。


そのため、まだ小さな実と新芽の間で、栄養の取り合いが起こります。


新芽の成長にエネルギーが優先されることで、十分な栄養が届かなかった小さな実が自然に落ちていきます。



3.天候の影響を受けることもあります


開花期からこの時期にかけて、高温多湿や日照不足、曇りの日が続くような気象条件が重なると、生理落果が増えることがあります。


みかんは自然の中で育つ作物です。その年の天候や木の状態によって、実のつき方や落ち方にも違いが出てきます。



今年も畑で

第一生理落果が

始まりました



Yosuke部会員のみかん畑でも、今年の第一生理落果が始まりました。



小さな実が地面に落ちている様子を見ると、少しもったいないように感じるかもしれません。しかし、これはみかんの木がこれから美味しい実を育てるために、自分自身でバランスを取っている大切な過程です。


たくさん実をつけすぎると、木に負担がかかり、ひとつひとつの実に十分な栄養が行き渡りにくくなります。だからこそ、木は自然の力で育てる実を選び、残った実へしっかりと栄養を届けようとします。



生き残った実を、

さらに美味しく

育てていきます



この自然界の競争を越えて残った実たちは、これから少しずつ大きく育っていきます。


もちろん、ここからが生産者の腕の見せどころです。木の状態を見ながら、畑の管理を行い、残った実がより美味しいみかんへと育つよう、愛情を込めて手をかけていきます。


時には優しく、時にはしっかりと。美味しいみかんを消費者のみなさまへお届けできるよう、これからも畑と向き合っていきます。



毎年みかんを育てていると、生理落果は「自然界の命の選別」のようにも感じます。小さな実が落ちることも、残った実が育つことも、すべてが美味しいみかんへとつながる大切な時間です。


これからのみかんの成長も、ぜひ楽しみにしていてください。


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