JAながさきみかん部会です。
今回は、去る5月17日・18日の二日間に及ぶ、「令和6年度全果連カンキツ部会『担い手交流会』大分大会」に県央からは、みかん部会員の藤原さん、朝長さんのお二人が参加されたました。日本中のみかん産地から総勢約130名の若手みかん農家が一同に介して研修がスタートしまた。
今回のテーマは「これからの産地創造・次代の担い手確保に向けて」ということで、基調講演、果樹試験場でのハウスみかんの見学など、充実の二日間でした。
令和6年度全果連カンキツ部会「担い手交流会」 ~初日~
これからの産地創造や次代の担い手確保に向けて研修がありました。
各産地のみかんの状況や新規就農者の確保に対して各県で行っている事などの話がなされ、同じみかん農家として、考えさせられましたし、これからのみかん農家としての在り方など参考になる話も聞けましたので、長崎へ戻りましたら、本大会の体験を活かせるよう、日々のみかん育成に役立てたい!と思いました。
みかん農家の担い手として何をやるべきか? これは、全国のみかん農家の共通の課題であると思います。
令和6年度全果連カンキツ部会「担い手交流会」 ~2日目~
大会2日目は国東市の果樹試験場にてハウスみかんを見学しました。
垣根仕立て栽培による効率のいい栽培方法や静電気ノズルを使用した防除など最先端の技術を見学してきました。
次に実際に農家の方のハウスみかん栽培も見学してきました。
ハウスみかん栽培ではスワルスキーを使った栽培方法をされておりました。普段路地みかんを栽培しているので勉強になりました。
スワルスキーとは
スワルスキーのことを少し記しておきます。
スワルスキーとは、みかんの害虫駆除に効果的な捕食性ダニです。
もちろん、環境に対する影響や、人畜に対する毒性に心配もありません。
この天敵をハウス内に導入することで、アブラムシやハダニなどの害虫を自然に抑制します。環境に優しく、農薬を使用しないため、持続可能な農業を実現できます。
スワルスキーは専用の供給装置やパックを用いて植物に配置し、定期的なモニタリングと適切な環境管理を行うことで、その効果を最大限に引き出します。
この方法は、安全で効果的な害虫駆除手段です。
こうして有意義な二日間を過ごしました。
今回の知識を持ち帰って来ましたので、今度のみかん栽培に活かしていけるよう日々、頑張りたいと思います。
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