温暖化に挑む梨「凛夏」—収穫直前のたたかい
- みかん部会員
- 6 日前
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今回のブログの情報提供は、高見部会員から頂きました。
凛夏(りんか)の収穫時期が近づきました。

我が家の梨「凛夏(りんか)」が、まもなく収穫を迎えます。
「凛夏」は、温暖化の影響を受けやすい梨の中でも比較的暑さに強い品種で、夏に旬を迎えることから人気の高い梨です。
瑞々しい果汁とさわやかな甘みが特長で、シャリっとした歯ざわりが楽しめます。
梨の栽培には冬場の適度な寒さが欠かせません。
しかし、近年は温暖化の影響でその条件を満たしにくくなっており、「梨はもっとも温暖化の影響を受けている果物」とも言われています。
そんな中でも「凛夏」は比較的温暖化に適応しており、これからの時代に期待される品種のひとつです。
ただし、収穫まで気を抜くことはできません。
私たちと実りを狙う、イノシシ、カラス、そしてアライグマとの“心理戦”が始まります。
梨を狙う外敵の一般的な対策をご紹介
番外編で、凛夏を狙う奴らの考えられる対策をご紹介します。どの対策を取るかはこれから考えて対応致します。
🐗 イノシシ対策
電気柵の設置
農地周囲に防護ネット
人や犬の匂いを残すことで侵入を防ぐ
🐦 カラス対策
防鳥ネットで果樹全体を覆う
キラキラ光るテープやCDで視覚的に撃退
鳴き声スピーカーで警戒心を刺激
🦝 アライグマ対策
捕獲用の檻(自治体との連携が必要だったりします)
農地周辺の餌となる残渣を片付ける
夜間の見回り強化

こうした工夫を凝らしながら、収穫までの数日を大切に守り抜いていきます。
自然との共生の中で育まれる「凛夏」は、まさに私たちと自然の知恵比べでもあるんです。
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