JAながさき県央みかん部会です。
みかんの出荷もほぼ終わり、一息つけるかという思いもつかの間、高見部会員のみかん園がイノシシの侵入により、果実が食べられる被害を受けたとのこと。そこで、2日ほどかけてイノシシが侵入できないように、ワイヤーメッシュで侵入防止柵の施行を行いました。今回は、その時の様子をご紹介致します。
イノシシが侵入した様子
イノシシがみかん園に侵入し、被害を受けたのが3月の初旬でした。
↓その時の様子がこちらです。
イノシシの移動の痕跡が、食べられた果実が無残に残されていたことで分かりました。
この惨状を目の当たりにして、侵入防止の柵を施工することを速断しました。
イノシシが悪いわけですが、イノシシも生きていくために食べ物を探して、人里まで山から下りてきて、このみかん園にまでたどり着いたのでしょう。
これは生き物として自然の摂理でもありますから、駆除するというのもひとつの手段ですが、人間と仲良く共存することを考えた場合、私達で出来ることとして、侵入を防止する柵を施工することにしました。
イノシシ侵入防止のためメッシュワイヤーで柵を施工
3月初旬の某日、皆さんの協力を頂き、約2日かけてワイヤーメッシュの柵を施工しました。
施工作業には総勢7名でことにあたりました。皆さんのご協力に大感謝です!
みかん園の周辺、約700メートル四方に柵を設けました。
かかった施工日数は2日、厳密にはみなさんの協力を仰げましたので1日半で終了しました。
最初は「大変だぁ~」との思いで取り掛かりましたが、柵を設置しながら、改めて協力頂いた皆さんと更にコミュニケーションも図れましたし、ホントに感謝の思いで一杯でした。また作業をやりながら、今度は面白くなってきまして、良い経験をさせてもらったとポジティブに考えるようになれました。
ではワイヤーメッシュでの柵施工の様子を画像でご紹介します。
胸のあたりまでの高さでワイヤーメッシュの柵を周囲約700mにわたり施工しました。
↓施工完了の画像です。
イノシシの侵入経路にバッチリと施工完了です。
↑周辺にはご覧の通り住宅も建っており、人間の生活圏にまで出没したイノシシ。。。人との遭遇でケガ人などでなくて良かったと思います。
ということで、今回のレポートはこれにて終了です。
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